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PHOTO: Takashi Takahara


2010年10月24日

プロジェクト概要

『三州だるま窯復元プロジェクト』立上げにあたって

 我々の三州瓦も三百猶予年の歳月を得て今に脈々と受け継がれて参りました。先人たちの瓦に対する熱意と情熱によって日本の屋根瓦文化に多大なる貢献をしてきたことは言うまでもありません。
また、この地域を支えてきた貢献度ははかり知れないと思います。けれど、昨今の業界の現況を見渡しますと一般住宅の瓦離れや太陽光発電パネルによる施工面積の激減など業界を取り巻く環境は一段と厳しさを増しているのが現状です。製造の現場に措いても瓦組合の組合員の減少の一途を辿っています。このような現状のままでは瓦の文化を支えて来たものが崩壊してしまいます。たとえ、経済的自由競争を勝ち抜いていったとしても、その頃には瓦の文化を守れる力はなくなってしまいます。今一度、私達に必要なのは、自分たちで瓦の伝統・文化の見直し、先人たちの情熱をたたえ、この先の瓦文化を見据える業界上げての一致協力が課題ではないでしょうか。  
そこで、今年11月13日から来年1月10日までかわら美術館で行われる「三州瓦と高浜 いま・むかし展」を通じて、瓦に携る者として、何かこの業界に情報発信をしながら個々に、瓦に取り組む業界、業者、行政、市民が文化について考える機会と捉えてはどうでしょうか?

三州だるま窯復元プロジェクト実行委員会
委員長 鈴木 幸利


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▼ 趣 旨
我々の三州瓦も三百猶予年の歳月を先人達の熱意と情熱によって築きあげられてきました。この瓦への思いを今一度思い起こし、今後の瓦作りと三州瓦の伝統と文化を後世に伝え、日本の屋根瓦文化の一助になるようにこのプロジェクトを行いたいと思います。


▼ 目 的
・瓦業界の品目別の繋がりだけでなく、業界全体の幅広い連携作り
・若手の瓦職人への技術供与・伝承
・瓦に関する基本的知識の習得、及び製造に関する研修会の開催


▼ 内容についての詳細

・愛知県陶器瓦工業組合、三州瓦工業協同組合を通じて、
     関連企業(白地組合、鬼瓦等の業者、設備関連、金型業者)の協力依頼

・業種を越えた連携作り(若手経営者、後継者)

・古式瓦製法の復元、管理、研究、まとめ

・手作り品の製法の展示(古式瓦、手作り鬼瓦等)

・古式窯の復元、窯焚き、展示

・瓦の街「たかはま」を高めていく為の施策、提言

・瓦に関する美術的文化の情報発信(陶芸家、作家等の作品展示)

・市民向け鬼瓦教室、古式瓦作り教室の開催

・各種展示会への作品の出品のPRを兼ねた作品作り

・展示会終了後の展示物の管理、保管等

・国内にある土窯の関係者を集めて「土窯サミット開催」
     (三河、淡路、甘楽、小布施、群馬)

・鬼みち界隈の展示、紹介、工房開放、工場見学(町興し的なもの)

・瓦で出来る商品、開発、発表の提案

・若手経営者、後継者などによる製法技術の勉強会、講習の継続開催(展示会終了後)



主催/
三州だるま窯復元プロジェクト実行委員会

協賛/
愛知県陶器瓦工業組合、CA会、三州瓦工業協同組合、三州鬼瓦製造組合、愛知県鬼瓦技能評価認定協議会、三州瓦白地組合、三州鬼瓦白地組合、三州瓦伝統技術保存会、NPO法人高浜南部まちづくり協議会

後援/
高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、愛知県屋根工事連盟、愛知県屋根葺技工組合、三州瓦販売組合、かわら美術館



連絡先/
三州だるま窯復元プロジェクト実行委員会事務局(三州瓦工業協同組合内)
〒444-1325 愛知県高浜市青木町六丁目2番地13
TEL:0566-53-1420 FAX:0566-52-0435 MAIL:info@sansyuu.net


posted by project D at 18:00| Comment(0) | プロジェクト概要★★★